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京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科

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歯科医院で作るスポーツ用マウスピース(マウスガード)の値段とその特徴

こんにちは。京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科です。

スポーツ用マウスピースのイメージ
スポーツを楽しむ上で、歯や顎のケガを防ぐために欠かせないアイテムがスポーツ用マウスピースです。特に、コンタクトスポーツなどの激しい運動では、予期しない衝突や事故で歯が割れたり、顎を痛めたりすることが多くあります。

市販のマウスピースもありますが、歯科医院で製作するオーダーメイドのスポーツ用マウスピースには、より高いフィット感と保護効果が期待できるでしょう。
この記事では、歯科医院で作るスポーツ用マウスピースの値段や特徴について詳しく解説します。お手入れの方法などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

スポーツ用マウスピースとは

スポーツ用マウスピースをしたボクサー

スポーツ用のマウスピースは、運動中の歯や顎を保護するために使用する装置です。スポーツを行う際には、道具や身体同士の接触によって強い衝撃が加わり、歯が破損したり顎を痛めたりする可能性があります。

スポーツ用マウスピースを装着することで、そのようなリスクを最小限に抑えられるでしょう。

スポーツ用マウスピースの効果

スポーツ用マウスピースの具体的な効果は、以下のとおりです。

歯を守る

スポーツ用マウスピースの役割の一つが、歯を衝撃から守ることです。スポーツで強い衝撃を受けると、歯が折れたり割れたりする恐れがあります。マウスピースを使用して歯を保護すれば、歯の破損を防ぐことができます。

また、マウスピースは上下の歯同士がぶつかることも防げるアイテムです。噛み締めによる歯の摩耗や損傷も防げます。

脳への振動を吸収する

スポーツ用マウスピースは、外部からの衝撃を効率よく吸収して分散させることで、歯だけではなく脳へのダメージも減らします。スポーツで体がぶつかった際などに受ける衝撃が直接頭部に加わると、脳震盪を引き起こすリスクがあります。

マウスピースを噛みしめることで首に力が入って頭の揺れを軽減し、脳震盪などのリスクを低減できるのです。

顎を保護する

顎は、接触が多いスポーツでは強い衝撃を受けやすい部位です。激しい衝突や突き上げにより顎にダメージが加わると、長期的に痛みなどの不調を引き起こします。スポーツ用マウスピースを着用すれば衝撃を分散させられるため、顎への負担を軽減できます。

口腔軟組織を守る

運動中には、唇や頬、舌などの口腔内の軟部組織が衝撃で傷つくことがあります。マウスピースを着用すれば、衝撃を吸収して出血や裂傷のリスクを低減できます。

スポーツ用マウスピースの値段

スポーツ用マウスピースの値段のイメージ

市販のスポーツ用マウスピースは、1,000円〜5,000円程度で購入することができます。歯科医院で作るオーダーメイドのマウスピースは、1万5,000円〜5万円程度が目安です。

しかし、市販品は標準的な形状であり、誰にでも適応できるわけではありません。歯科医院で作るマウスピースは、個々の歯型や口内にぴったりとフィットします。そのため、より高い保護性能が期待できるでしょう。

歯科で作るスポーツ用マウスピースの特徴

スポーツ用マウスピースの歯型を取るイメージ

歯科で作るスポーツ用マウスピースの特徴は、以下のとおりです。

カスタムメイドできる

歯科医院で作るマウスピースは、患者さまそれぞれの歯型に合わせて作られます。そのため、精密に設計できて、個々のニーズに応じたスポーツ用マウスピースを作製できるのです。

歯にしっかりフィットして使用中にずれることが少ないため、衝撃吸収性能が高い点は大きなメリットでしょう。

発音や呼吸に影響がでにくい

市販のマウスピースでは口内にフィットせず、呼吸がしにくかったり発音しにくくなったりすることがあります。

歯科医院で製作されたカスタムメイドのスポーツ用マウスピースは、口内にぴったりとフィットするように作製されています。そのため、呼吸や発音に与える影響が最小限に抑えられるでしょう。

競技中でも息切れや話しにくさを感じることが少なく、パフォーマンスを維持できるといったメリットがあります。

スポーツ用マウスピースと歯ぎしり用のマウスピースの違い

スポーツ用と歯ぎしり用のマウスピースの違いについて考える女性

スポーツ用マウスピースと歯ぎしり用のマウスピースの違いは、以下のとおりです。

用途

スポーツ用マウスピースと歯ぎしり用のマウスピースは、使用用途が異なります。

歯ぎしり用のマウスピースは、主に睡眠時に使用されるものです。無意識のうちに行われる歯ぎしりや食いしばりから歯や顎を保護します。

スポーツ用マウスピースは、運動中における激しい衝撃や衝突から歯を守るために設計されています。マウスピースが衝撃を吸収して、歯や顎、口内の軟部組織を保護します。

素材や厚さ

スポーツ用マウスピースと歯ぎしり用のマウスピースは、素材や厚さが異なります。

歯ぎしり用マウスピースは、硬めの素材で薄くできています。長時間使用しても違和感を感じにくいことが特徴です。そのため、睡眠中に使用しても快適に過ごせるでしょう。

スポーツ用マウスピースは、衝撃吸収性能を最大化するために、柔らかい素材で厚く作られます。強い衝撃を分散させて歯や顎を守ることができ、ケガのリスクを低減します。

スポーツ用マウスピースの寿命

スポーツ用マウスピースの歯医者での定期チェック日のイメージ

スポーツ用マウスピースの寿命は、使用する頻度や競技の内容によって異なりますが、一般的には約半年から1年程度が目安とされています。長くても、2年ほどで寿命を迎えるケースが多いです。

スポーツ用マウスピースは激しい運動中に使用されるため、衝撃や摩擦で摩耗しやすいです。スポーツ用マウスピースの状態は定期的にチェックしましょう。

使用頻度が高い場合や激しい競技を行っている場合は、約2〜3か月ごとに歯科医院で点検を受けて、必要に応じて新しいマウスピースに交換する必要があります。

お手入れの方法と寿命を延ばすコツ

スポーツ用マウスピースを保管するイメージ

スポーツ用マウスピースの寿命を伸ばすためには、お手入れを怠らないことが重要です。

スポーツ用マウスピースは、衝撃を吸収するために柔らかい素材で作られていますが、その分汚れやにおいがつきやすいです。お手入れを怠ると細菌やカビが繁殖し、口内環境に悪影響を与える可能性があるため、注意しましょう。

スポーツ用マウスピースを使用した後は、流水でしっかりとすすぎ、柔らかい歯ブラシや指で優しく洗浄します。歯磨き粉を使用すると研磨剤で細かいキズが付く可能性があるため、避けてください。

また、マウスピースは熱に弱いです。お湯で洗ったり温風を当てたりすると、変形する可能性があるため使用しないように気をつけましょう。

臭いや雑菌の繁殖が気になる場合は、洗浄剤を使ってみてください。マウスピースの洗浄剤には、泡タイプや漬け置きタイプなど様々な種類があるので、ご自身が使いやすいものを選択すると良いでしょう。

洗浄後はティッシュやガーゼで優しく水分を拭き取り、専用のケースで保管します。ケースに保管することで、変形や破損を防げます。

まとめ

オーダーのスポーツ用マウスピースで快適にボクシングをする女性

スポーツ用のマウスピースは、運動中の歯や顎を守るために重要な役割を果たします。スポーツで生じる衝撃を吸収して、歯を折れにくくしたり顎や口内の軟部組織を保護したりする効果があるのです。

歯科医院で作るオーダーメイドのスポーツ用マウスピースは、個々の歯にぴったりフィットするように作製されます。そのため、市販のものより密着力と保護性能が高いです。

スポーツ用マウスピースは、日々のお手入れと定期的な点検を行えば、長く使用できる可能性が高まります。マウスピースを活用し、安心してスポーツに取り組めるようにしましょう。

スポーツ用マウスピースの作製を検討されている方は、京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科にご相談ください。

当院では、一人ひとりのライフステージに沿った歯科医療を提供できるよう努めています。小児・成人矯正や予防歯科、虫歯・歯周病治療、ホワイトニングなどさまざまな診療に力を入れています。

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  奥村 亮司